「世界一になる!」─こんな目標を掲げて、私が仲間3人と日本電産を設立したのが1973年のことでした。事業の中心に据えたのは、学生時代から研究し続けてきた精密小型モータでした。こうして、4人しかいない日本電産が誕生したのです。 しかし、資金は全くなく、自前の工場すら持つことができませんでした。私たちが持っていたものは、「世界一」に挑戦する気概と気迫、独自の発想と技術力だけでした。物質的には「無」からの出発でしたが、世にない技術や性能を持った製品を創ることができれば必ず道は拓ける、と信じていました。 1979年、当社が世界に先駆けて実用化したブラシレスDCモータによるハード・ディスクの直接駆動方式は、この技術がなければ、その後のコンピュータの小型化は実現しなかったと言われています。当社はこれによりコンピュータをはじめとする世界市場への参入を確かなものにしたのです。 以降も、「世界初」、「世界最小」といった他社には真似のできない製品を次々と世に送り出し続けております。今日では、小型モータから中型モータ、ファンモータ、ピボットアッセンブリ等と製品領域を拡大し、IT市場関連のみならず家電製品や自動車、OA機器、産業機器などあらゆる分野に貢献を続けています。 「総合駆動技術の世界No.1メーカー」へ─グループ一丸となって世界各地からのご期待にお応えいたします。今後とも、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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