基本的な考え方
当社は、高成長、高収益、高株価を長期的に達成することで株主価値を極大化し、株主の皆様の負託に応えたいと考えています。株主・投資家をはじめとするステークホルダーの当社に対する理解を促進し、その適正な評価を可能とするため、さらには当社の説明責任を果たし、経営の透明性を高めるため、公正かつ適時・適切な開示を行い、IR活動を積極的に実施します。具体的には、社長を筆頭に経営幹部自ら、IR面談や説明会などを通じて機関投資家や証券アナリスト、個人投資家の方々との直接的なコミュニケーションを図っています。
2010年度の主な活動

ディスクロージャー表彰を受賞
東京証券取引所、「ディスクロージャー表彰」を受賞
2011年2月、東京証券取引所による平成22年度上場会社表彰において、当社は「第16回ディスクロージャー表彰」を受賞しました。第11回ディスクロージャー表彰(平成17年度)に引き続いての受賞(東京証券取引所の規定では一度表彰されると4年間は選定対象外となるため、実質的には連続受賞)となります。
この「ディスクロージャー表彰」は、情報開示に積極的に取り組んでいると認められる上場会社を表彰するもので、今回、当社が選定された理由は以下のとおりです。
評価ポイント(東京証券取引所のリリースより抜粋)
決算短信では、経営成績における各事業別の業績の記載が充実しており、セグメント情報ではグループ法人別の状況を記載する等の記載が詳細である。また、事業等のリスクにおいて、項目のみではあるものの、考えられるリスクが網羅的に記載されている。
自社ホームページでは、IRページにアクセスしやすく、株主・
投資家向けの経営トップのメッセージなども記載されている。
(社)日本証券アナリスト協会、「証券アナリストによるディスクロージャー優良企業」に4年連続、ダブル選定
2010年10月、(社)日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会主催の「証券アナリストによるディスクロージャー優良企業選定(平成22年度)」において、当社は電気・精密機器業種では4年連続で第1位、業種横断の個人投資家向け情報提供でも第1位に選定されました。
当社が投資家目線に立ったIR活動を行っていること、業績動向に関わらずIRの姿勢が一貫していることなどが高く評価されたことによる受賞でした。
今後もフェア・ディスクロージャーを基本として、株主・投資家の皆さまにとって有益な情報を積極的に提供していけるよう努めていきます。
株主への還元
4期連続増配、自己株式の取得
当社は「会社は株主のもの」との視点から、株主の負託に応えるべく高成長、高収益、高株価の長期的な維持と向上に努め、常に時代の変化を見据えた企業の将来像を示していきます。それは成長への飽くなき挑戦を続ける当社の基本姿勢であります。株主への利益配分に関しても、連結純利益の30%を見据えて、安定配当を維持しながら連結純利益額の状況に応じて配当額の向上に取り組んでいきます。また内部留保金については、経営体質の一層の強化と事業拡大投資に活用し、収益向上に取り組んでいきます。
この方針に基づき、2010年度の期末配当は前年同期比5円増配の45円とし、年間配当金は85円で前年度比20円の増配としました。2011年度の年間配当金は90円を予想しており、前年度比5円の増配となります。
また2011年2月には自己株式の取得枠を設定しました。取得株式数300万株、取得金額250億円を上限とし、期間は1年間としています。このように当社は配当だけに留まらない株主還元施策の拡充に引き続き取り組み、株主の皆様の期待に応えられるよう努めていきます。
SRIを意識したIRの展開
パリ・ロンドンで開催された欧州投資家向け「日本におけるSRI」会議に参加
2010年11月、パリとロンドンで開催された欧州投資家向け「日本におけるSRI(社会的責任投資)」会議に参加しました。この会議はフランスの証券会社と日本のSRI評価機関である(株)グッドバンカーが共催したもので多くの欧州投資家が参加しました。この会議で当社は、本業を通じたCSRへの取り組み(雇用の創出や環境負荷の少ない当社製品の普及による環境貢献など)を紹介しました。海外投資家の間ではCSRを投資の一尺度と位置付ける動きが強まっており、CSRにおいて高い評価を得ることが投資家の裾野を広げる上で不可欠となっています。今後も当社のCSR活動を積極的に発信していきます。